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春の旬なおすすめ食材

東洋医学では、人間は自然環境の中で生活する存在で自然の一部であると考えられています。そのため、体内の環境を自然の変化に順応させて健康を保っていると考えます。つまり、食べ物を選ぶ時には季節の変化や気候を考慮して選ぶことで健康を保ち増進させることが出来ます。

<春に適した食べ物>

春は気温が徐々に上昇し、草木が芽吹いてのびやかにエネルギーをのばす季節です。体内も気の流れを良くし、エネルギーをのびやかにさせることが必要です。また、多くの人は生活環境が変わりストレスを感じやすい時期でもありますので、旬の食べ物を積極的に摂って体内の気の流れを良くしていきましょう。

今日は春の旬なおすすめ食材を栄養成分とともにご紹介します。

*セロリ

セロリの独特な香りにはアピオイル、テルペンなど約40種類の香り成分が含まれ、神経を鎮め食欲増進やがん予防に役立ちます。また抗酸化作用のあるビタミンCやβカロチンも豊富で、茎には食物繊維、ビタミンB群、カリウムなどが含まれているので肝機能改善や二日酔いに。特に生食をお勧めします。

*キャベツ

胃の粘膜をじょうぶにし、傷ついた胃壁を修復・再生して、胃炎や胃潰瘍を予防します。ビタミンUとビタミンCはともに疲れた肝臓を助けます。また、カルシウムも豊富で骨の強化やイライラ解消にも役立ち、免疫機能を高めるビタミンCは淡色野菜の中では1番です。

*たけのこ

やる気物質が豊富な食材で、パントテン酸は、3大栄養素の代謝に関わり、エネルギーを生み出す効能があります。また、抗ストレス作用のあるホルモン分泌を高める効果もあるため、ストレス対策にも有効。チロシン(アミノ酸の一種)は、疲労回復やストレスの緩和、脳を活性化してやる気や集中力を高めてくれるなどの効能があります。

*あさり

コレステロールを下げる作用のあるタウリン・ベタインなどが豊富で疲労回復、肝機能強化に役立ちます。また、鉄分も豊富でビタミンCと一緒に調理すると吸収率が上がります。あさりとキャベツのパスタはこの時期、最高の組み合わせと言えます。

*いちご

ビタミンCとともに注目したいのが赤い色素アントシアニンです。ポリフェノールの一種で肝機能強化や視力低下を防ぐ働きを持っています。ビタミンCは水溶性で熱に弱い為、生で食するのが一番。イチゴ狩りも楽しそうですね。

 

<まとめ>

こうして見ると、やはり春の食材は肝機能強化に役立つものが多いですね。花粉症のブログでもお伝えしたように春は

肝機能が乱れやすい季節なので、旬の食材を摂ってのびやかに過ごしましょう。

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