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胃腸の不調を改善

皆様 こんにちは(^^)いつの間にか季節は進み、すっかり秋の空になりましたね。朝晩は冷え込み、そろそろ衣替えをしなくてはと思っています。

さて『秋』は乾燥の季節です。臓器では、『肺』がその影響を受けやすく、『肺』は乾燥を嫌います。東洋医学で言う『肺』とは、肺だけでなく、鼻や気管支などの呼吸器系を含みます。鼻やのどが乾燥していると、ウイルスなどにやられやすいのですが、粘膜が粘液で保護されていると、外から入ってくるウイルスや菌にやられることなく、守ってくれます。こまめに水分補給をしたり、意識的に深呼吸をして肺の機能を補いましょう。

深呼吸には自律神経のバランスを整える効果もあります。特に最近は常にマスクをつけているため呼吸が浅くなってバランスを崩している方が多い気がします。。。一人でいる時はマスクをはずして深呼吸を心がけてくださいね!

また東洋医学でいう『肺』と『大腸』は、表裏の関係にあり、肺が乾燥すると、水を大腸にスムーズに降ろせなくなってしまい、そのため便が硬くなったり、便秘になったりすることがあります。最近、胃腸の調子が良くないなという方は、冷えと乾燥による水分代謝の不具合が原因です。冷飲食でお腹を冷やさないこと、足を冷やさないこと、温かいお風呂に浸かって、体を芯から温めること、旬の食材を摂ることをお勧めします。この時期は収穫の秋ということもあって、様々なおいしい食材に恵まれ、食欲も進み、おいしく食事がいただけるときです。また適度に体を動かすことで血行がよくなり、体の末梢の血流をよくすることができます。

大腸に効くつぼ『合谷』と『曲池』は自分でも気がついた時に押してみると結構痛いことがあります。胃腸が疲れているサインなので、冷たいものを避けたり、このつぼにお灸をしたりして養生しています。

食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋など。。。気候もよく様々な楽しみがある季節です。感染症の心配もありますが、楽しめることを見つけてリフレッシュしましょうね。

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