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自律神経のお話①

良く聞く自律神経。。。ほとんどの人が聞き覚えがあると思います。数値に出ないよくわからない状態はだいたい

“自律神経ですね〜”と言われてしまいます。自律神経の乱れで起こる病気や不調をさまざまな角度からお話をしていきます。

まずは『自律神経』を辞書で調べると・・・

“脊椎動物の末梢神経系。生体の意志と無関係に、内臓・血管・腺などの機能を自動的に調節する神経系。交感神経と副交感神経から成り、多くは一つの器官に対し互いに拮抗的に作用している。不随意神経系。”

ということになります。なるほど。自分の意思ではどうすることもできないということですね。しかし予防やうまく機能させる方法はあります。表をみながらゆっくり読んでみてくださいね!

①季節の変わり目は乱れやすい?

表でおわかりのとおり、交感神経は活動的に、副交感神経はリラックスするために働きます。

寒い時期に外気温が下がり体が何もしないでおくと、体温まで下がってしまうので、交感神経を優位にして体温を維持しなければなりません。暑い場合は逆に体に熱がたまらないようにする必要があります。つまり、熱の発生をできるだけ抑える副交感神経の働きが必要 です。少しずつ暖かくなる春なら、比較的問題ない気もしますが、春先は天候が不安定になりやすいので要注意です。「暖かくなってきた~」と思ったら真冬の様な天気に逆戻り…なんてこともあります。また、環境が変わる季節で心理的な負担もかかりやすく、天候の不安定さも相まってストレスもたまりやすいのです。

交感神経/副交感神経の切り替えは、スイッチの様に意識的にはできません。その切り替えが上手くいかないと、外気温などの環境の変化についていけず、体調不良になる…という訳です。
こういった季節の変わり目には、体が外気温に慣れるまで無理をしないことが大事です。

 

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